花茎をつまんだら、ぐらっとして株全体が宙に浮くのです。根元をよく見たら、植えてからひと月近く経つのに、全然根づいてなくて、土に軽く乗っているだけの不安定さ。

よくまあ立派に花茎を伸ばしたものです。
先月採ってきた12株のうち、どうにか根が出て成長しつつあるのは、花が咲いていない3株のみ。ほかはすべて根無し状態。
でも花は10本咲いています。1本は伸び始めのころ、根元から折れてしまったのです。花を失ったその株はちゃんと根づきました。
折れた花を土に挿して、霧吹きで水をかけたりしていたら、ほとんどのつぼみは黒くなってしぼんだけど、2つだけ花が開きました。

葉っぱや根っこを犠牲にしてまで咲かせるなんて、植物にとって開花は何よりも重要な仕事なのです。