みかんの皮

デコポンおいしいね」という話を友人としていたとき、向こうが「皮ごと食べられるところがいい」と言いました。
キンカンじゃあるまいし、あの薄い皮は袋というんだよ。と、突っ込みそうになったけど、待てよ、あの袋には正式名称があったはず。

五訂食品成分表によれば、「じょうのう膜」というらしいのです。包まれているつぶつぶの果肉は「砂じょう」。なんだかみかんの実がざらざらパサッとしてきそうな名前ですなあ。「膜」という字も変に生々しいというか、動物っぽい。
百科事典を見たら、「嚢胞から毛状突起が出て」云々と説明があって、これまた植物らしからぬ。

「じょうのう」の「のう」は袋を意味する「嚢」ですが、「じょう」は「襄」という字の右側に「瓜」がついた難しい字です。漢和辞典を引いたら、「瓜のわた」「柑橘類の袋に分かれた実」とあります。

「わた」といえば、夏みかんやニューサマーオレンジの皮の内側の白い部分、あれにも名前があるんですね。「アルベド」です。
外側の黄色い部分は「フラベド」というらしい。これも食品成分表から推測。
語源的にはalbaは白、flavoには黄色という意味があるので、そこはかとなく理解できます。

本日のトリビアでした。


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2009年03月17日 09:20 by るの | コメント(0) | 食べる
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