蜘蛛は翅のある虫と違って動きが少ないから被写体になりやすいのです。
改めてカメラを向けたら、気配を察してソソソと糸の端っこに逃げ、木の葉の陰に隠れてしまいました。時間を置いてそっと近づく。

ジョロウグモでしょうか。女郎蜘蛛は黄色と黒の縞というけど、これは薄緑も混ざってる。小さいし、まだ若いのかも。
仰向けにぶら下がっていたので、おなかの下方にある糸いぼ(糸を出す器官)がはっきり見えます。黒いコンセントみたいなの。
蜘蛛の網は横糸だけが粘るそうです。確かに足先は縦糸をつかんでいますね。
網の真ん中が破けていますが、私がやったのではありません!
ジョロウグモといえば矢代まさこのマンガを思い出します。
貧乏な女の子が、キラキラ光る大きな網を張ったきれいな蜘蛛を見つけます。ジョロウグモだよと言われたのを『女王グモ』と聞き違えるのです。クラスにお金持ちで可愛い転校生がやってきて、その華やかさを蜘蛛の女王様とイメージを重ねるのだけど、冷たくされてしまい・・・悲しいような投げやりな結末。
いくらきれいでも、蜘蛛って嫌われ者でしょう。クラスの人気者と同一視しちゃうものかね。そういう感覚はユニークですわ。