上手な悩み方

デール・カーネギーの『道は開ける』は、悩み解決の指針を示したロングセラーです。
世の中にはどうでもいいようなことをくよくよと考え続ける人があまりに多いのです。「どうでもいいようなこと」とは第三者からの感想であって、本人にとっては生きるか死ぬかの大問題。
現実に命を脅かす悩みにとらわれ、そこから生還した人々の体験とさまざまなノウハウが満載。

私にも悩みはあります。山ほどあります。数えていると日が暮れます。いつだって悩んでいます。
せっかく悩み解決本が手元にあるのだから(しかも大昔から持ってる)、参考にして片っ端から片づけていけばよろしいじゃござんせん?

一番大きな悩みは「自分の悩みを分析できていないこと」のようです。
この本には『悩みを分析する方法』もちゃんと載ってるんですけどね。きっと私は悩みと真正面から向き合うのが億劫なんです。
悩みが見えないから対処法もわからないし、手をつけることもできない。「逃げて逃げて逃げまくる」はめになってしまうわけです。そのうち切羽詰まって、ちんたらと行動を起こすでしょう。

悩みの解決法には「あきらめる」「放置する」なんてのもあります。分析できなくても、どんな悩みにも応用できる安易な方法。案外最良だったりしますが、それがうまくできないのが人間ですよ。「あきらめる方法」とは「あきらめることを自分に納得させる技術」なのです。

悩みが症状ともいえる病気にうつ病があります。
先だって『うつの思考パターン』というものを目にしまして、私には全然かんけーないと断定。悪いことは何でも自分のせいだと思う、自分を過小評価してしまう、完璧にできない自分をダメ人間だと決めつける、など考え方が悲観的に悲観的に走ってしまうのをコントロールできないのが「鬱」なのですね。
そんな思考にとらわれたら、もはや自力では解決できません。薬でたいていは治るのだから、まわりが気づいて病院に行かせることが大切なのです。

まともに悩むことさえできない私は、人並みのこともできずに、かぼそく一生を終えるような気がします。
2007年07月11日 23:15 by るの | コメント(0) | 本を読む
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