躁鬱気質でない私でさえそんなふうに落ち込むことがあるんだから、真面目な人はきっと息苦しいほどでしょう。
ずっと昔、とあるショートショートで「この世で最も非利己的な願い」というものを知りました。それは「自分は少しも変わらずに史上最低の人間になること」だそうです。
大いなる矛盾を含む願望だ。
考えれば、自分が変わったとて、世界一ダメ人間になるのは並大抵じゃありませんよ。
ともあれ、劣等感にさいなまれたときは、落ち着いて自分の美点・長所・特技などを具体的に数え上げていくことです。
私の特技・・・うううむ、真冬でも暖房なしで過ごせるぞ。
って、こんな暖地で何を威張っとる。などとツッコミ入れちゃいけません。どんな些細なことでも肯定することが大切。第一、北国の人は家の中でガンガン暖房焚くのに慣れているから、もし我が家に来たら寒くて耐えられないと思うよ。
えーと、それから、創意工夫の精神に富むこと。
いつぞや穴をあけたゴム手袋ですが、捨てるのももったいないので、渦巻きコンロに押しつけて穴をふさいでみました。
空気は漏れるんだけど、軽く水仕事をしてみた限りでは大丈夫みたいです。そのうちはがれてきそうだけど。これで89円倹約。

こ、こんなんで元気になるんか?
パーカー?とは、警察署長のパーカーなら、まだ読んだことがないのです。おもしろそうだけど。
そういえば、落ち込みに効く本にはあまり心当たりがありません。自分でこれ!と決めておくと便利でしょうが、免疫ができてしまうかもしれないし。
短い生涯に才能を発揮した人々にひき比べると、凡人の時間はなんと密度が薄いことよ。いかん、こういうことを考え始めると、『友がみな・・・』になっちゃうんですよ。
それはともあれ、今度パーカーを読んでみようと思います。