ウィーン菓子

フルーツの絵本』と並んで熱中したのが、『ウィーン菓子』(中央公論社)。これも絶版のようです。

横溝春雄 シェフの本

さすがにこちらは材料も用具もプロ仕様で、仕上がりに美しさが求められます。
半数とまでは行きませんが、いくつか作ってみました。シュバルツバルダーキルシュトルテ(さくらんぼとチョコレート)、ザルツブルガートルテ(ホワイトチョコケーキ)、ブフテル(チーズクリームをかけたパン)、寝巻を着たりんご(丸ごとアップルパイ)等々。

最初にトライしたザッハートルテは、見かけはまあまあで味は濃厚だったけど、チョコレートの舌触りがいまいちでした。チョコレートの扱いは難しく、素人の手には負えないって感じです。

紙のように薄く延ばした生地を巻き込んで焼くシュトルーデルも作ってみたかったけど、広い台がなくて挫折。

久しぶりにめくってたら懐かしくなりました。
いかん。こういうのに凝り始めたら、時間とお金がたちまち脂肪に置き換わってしまう。
2007年11月20日 21:18 by るの | コメント(0) | 食べる

仏手柑ケーキ

わが家の古い料理本に、『フルーツの絵本』があります。薄くてコンパクト、図版は色鮮やかでイラストが可愛らしく、いかにも乙女好みです。すでに絶版。
この本で紹介されているお菓子は半分以上作ってみたくらい愛用しました。体脂肪の蓄積にも大貢献。

フルーツの絵本

お菓子やジャム、果実酒のほか、フルーツそのものの解説も載っています。

その中で仏手柑(ぶしゅかん・ぶっしゅかん)というものを知ったのですが、いまだに実物を見たことも食べたこともありません。
果実の下が裂けて指に似ているので、仏の手のような蜜柑と名づけられたのでしょう。
写真では十数本に分かれていて、なんだかブキミです。仏様は手が何百本もあったりするから、指が何十本くらいヘでもねえや、ってとこ?
香をたいたような神秘的な香りを漂わせ、食用よりも観賞用だとか。むろん食べられないわけではなく、皮ごと砂糖漬けにします。キンカンみたいな味じだろか。

その仏手柑が入った焼き菓子をいただきました。本高砂屋のゴールド・シュトラスメディカ。

仏手柑ケーキ

しっとりして、いわゆるオレンジケーキみたいですが、柑橘類の風味は少なくて、ちょっと物足りない後口。神秘的な香りなど感じませんねえ。
2007年11月19日 23:08 by るの | コメント(0) | 食べる

チータマご飯

バターの代わりにクリームチーズを使ったパウンドケーキのレシピを見かけたことがあります。
100gあたり745kcalのバターに対して、クリームチーズは346kcal。半分以下だからかなりのカロリーをカットできます。
バター風味は劣るけどチーズ風味が増すから、好きな人は大好き、というしだい。

完全な代役は無理としても、これまでバターや油を使っていたところをチーズに置き換えてみると、意外なおいしさを発見することがありますよ。

というわけで、チーズで炒めた卵チャーハン。

卵炒飯

小さめのフッ素樹脂加工フライパンを中火にかけ、とろけるチーズを置き、溶き卵を流します。半熟のうちに温かいご飯を混ぜ込み、塩を振って味付け。
いつもはご飯が見えないほど、もみのりをたくさんかけます。
2007年11月09日 21:11 by るの | コメント(0) | 食べる

ニュースライサー

コールスローの記事で書いたように、クッキングカッターを買おうと電器店に行きました。

カット専門機もありますが、せん切りはフードプロセッサーの一機能として付いていることが多いようです。種類さまざま、値段いろいろ。
とりあえずキャベツが切れればOKなんだけど、そのためだけに買うのはいかにも高い。
どの程度の厚さに切れるかも不明で、応対した店員さんは無知を絵に描いたような人ときてる。見ろ、客を逃したぞ。

結局スーパーで『京セラ セラミックスライサー CSN-180』を買いました。価格は1,780円。

0.5〜3.0mmの間で4段階に厚さ切替ができます。セラミックの京セラなので、切れ味も上々。
下位商品に1,180円のがありますが、1.3mmのみだから、おすすめできません。

キャベツを切るには当然0.5を選んだわけですが、実際には1ミリ以上がたくさん。葉が斜めに入るとそうなります。
それでもずっと細かく切れて、ふんわりずっしり。これまでとは舌触りが全然違います。トンカツ屋さんのキャベツに近づきました。けっこう満足。

細切りキャベツ

ちなみにこのごろ気に入ってるドレッシングの配合は、グレープシードオイル1、ぶどう酢2、ポン酢2+黒胡椒と黒砂糖です。黒っぽいワイン色で甘酸っぱい仕上がり。
ドレッシングに黒砂糖を入れることは『天然サプリ、黒砂糖』という本で読みました。
黒砂糖を混ぜるとコクが出るので、油が少ないことが気にならず、カロリー抑制につながりますよ。
2007年11月08日 20:49 by るの | コメント(0) | 食べる

あわれなプリン

デザートにマンゴープリンを作ってみました。
・・・例によって、インスタントです。聘珍樓のマンゴープリンの素。
熱湯で溶き、牛乳を加えて冷やすだけの簡単さ。

マンゴープリン

香りがとってもよろしくて、混ぜているときからトロピカル気分。
形もまあまあちゃんと出来上がったし、風味絶佳でありまする。

こんなふうに冷やし固めるプリンの素はたいてい失敗がないのだけど、手作りのカスタードプディングは蒸し焼きに限りますね。
でも型から取り出すのは難儀です。私は半熟プリンを目指しているので、容器から直接食べます。皿洗いも軽減できるし。

実家に昔からあった古いお菓子の本を何冊か手元に置いていますが、写真がひどいのなんのって。当時はおいしそうに見えるように作るとか、おいしそうに見えるように写す技術にまで手が回らなかったのでしょうねえ。

スポンジに生クリームを塗って箸でぐるぐると筋をつけたケーキなんて、見るからに稚拙で食欲を減退させます・・・いちおう有名な料理研究家(すでに故人)が担当していたらしいけど。

中でも目を覆いたいのが焼きプリン。穴ぼこだらけのボロボロで、形も崩れかけのを平気で披露しています(写真手前)。神経を疑っちゃう。
やや年代が進んだ別のクッキングブックでは、かなりきれいな形だけど、それでもぽつぽつとス入りです(同右)。
もっと近代(?)になりますと、さすがになめらかな仕上がりのものを選んで載せています(上)。
料理本

まあとにかく、プリンとは難しいものなのです。
2007年10月30日 23:02 by るの | コメント(0) | 食べる

今日の晩ごはん

普段からデパートなんてところには縁がなく、足を踏み入れることはめったにありません。

が、頂き物の全国百貨店共通商品券を消化するために、デパートの北海道物産展に行きました。今日も夏日で、外は26度。

なんとまあ、人の多いこと多いこと。おまけに冷房が全然効いてないの。人波をすり抜けて歩くうちに、暑さで気分が悪くなってきました。
人気のカニ寿司などには長蛇の列。閑散としているのはステーキ弁当売り場くらい。誰が北海道のステーキなんぞ欲しがるんだ。

結局何も買わずに催場をあとにしました。
デパ地下でいろいろ見て回ったけど、おいしそー、食べたーいと思う前に、こんなのに金かけるのはもったいないって気持ちがつい働いてしまうんですよね。貧乏症って哀しいもんです。

結局、たこ焼き(525円)を食べたあと、ケーキ(1,890円)を1個買いました。ちっちゃいケーキだからひとりで全部食べられそうな気がしたんです。
名前は「コスミック」だったと思います。なるほどそんなふうなデザインだなー。
黒いチョコレートケーキ
ほとんど漆黒のチョコレートでコーティングされ、ホワイトチョコの銀河に散る星々は金箔?
切ってみたら、中はスポンジではなく、1センチ程度のビスケット生地の上に2種類のチョコレートクリームがどしっと積み重なっています。うへー、推定カロリーを計算する勇気がない。

消費期限が本日なので、晩ごはんはこれだけと決めてせっせと食べました。おいしいけど、半分くらいでムカムカしてきました。ううう・・・。
残りはあした片づけて、あさってからまた粗食の日々。
2007年10月25日 22:23 by るの | コメント(2) | 食べる

キャベツは包丁よりも強し

キャベツはもっぱら煮炊きして食べていたころ。キャベツの芯をくりぬこうと、包丁の先を差し込んでぐりっとえぐったら、ぱきんと折れてしまいました。包丁の先っちょが。
あちゃー。
とりあえず芯を抜くのは中止。外側から葉っぱをはがして料理を続けました。

2、3日後、キャベツを食べ終えて、結局包丁のかけらを取り出した覚えがないことに気づきました。
そのときからなんとなく胃がしくしくと痛んで・・・気のせいだってば。

先端が欠けてもさして不自由なく使っています。それにしても年季の入ったボロ包丁だなあ。

キャベツと包丁
2007年10月05日 20:10 by るの | コメント(0) | 食べる

松茸栗ご飯

食欲の秋です。

秋の味覚といえば、松茸と栗。松茸ご飯の香りも栗ご飯のほくほく感も捨てがたいな。
というわけで、栗入り松茸ご飯を炊きました。

うへ、そんなごた混ぜ飯なんて、ゲテモノに接近しちゃわない? と、栗ご飯党は眉をひそめ、松茸ご飯派はそっぽを向く。
だってー、松茸ご飯の素(これも金沢浅田屋製)と栗があったんだもの。

炊き込みご飯

なかなかいけますよー。
おかずはおから+野菜の炒り煮と大根の甘麹漬け。粗食でごわす。
2007年10月01日 21:22 by るの | コメント(0) | 食べる

コールスロー

野菜は加熱して食べることが多く、キャベツも例外ではありませんでした。
キャベツに多く含まれるビタミンCやUは熱に弱いと聞きますが、生だとちょっとしか食べられないし、中途半端な切り方の生キャベツはまずい。煮たほうが甘みが出ておいしいではありませんか。

それがですねー、このキャベツ高の最中、コールスローにはまってしまいました。
包丁使いはヘタです。千切りにしたつもりでも、百切りにしかなってない。髪の毛のように細いキャベツを綿菓子みたいにふんわりと盛るなんて夢のまた夢。

昔読んだ『包丁人味平』に、キャベツ切り競争なんてのがあったなあ・・・。

時々包丁を研いだりして努力しておりますが、なかなか上達しません。

そんな時ふとスライサーを試したら、意外にグッド。タマネギ、胡瓜、人参など、かたまり野菜向きだと思っていたけど、はがしたキャベツの葉を固く巻いてシャッシャッとこすったら、ちゃんと切れました。自分で切るよりは均一になります。なんたって速い!

コールスロー180グラム

スライサーなんて百円ショップで買えるのに、これは6,000円もしました。なにせ西ドイツ製。つまり西ドイツ時代に買ったんです。今だったらこんな価格では買わないけど。
見回せば、じゃがいものピーラー(900円)など刃物系はたいてい西ドイツ製。
切れ味は全く衰えていません。いいものは長持ちするんですよ。

理想を言えばまだ太い。もっともっと細く切りたいもんだなあ。
クッキングカッターを買おうかと思案中です。

蛇足ながら、英語でコールスローはcoleslawとつづります。coleはキャベツ、slawはサラダのこと。「コールスローサラダ」は重複表現なのですよ。
2007年09月28日 22:05 by るの | コメント(0) | 食べる

柿もなか

奈良の人から名産『柿もなか』をいただきました。

もなか(最中)は皮が口の中にくっつくから苦手と言う人もいますが、私は大のあんこ好きなので、あん入りのものはなんだってOK。
残念ながら、この柿もなかに入っているのは私の好きな小豆餡ではなく、砂糖を使わず煮詰めた柿100パーセントの餡なのだとか(包装を見たら、果糖、水飴、寒天が含まれていたがね)。

柿モナカ

柿は柿で好きなんです。特に熟しすぎてべちょっと甘いのなんか大好き。
このモナカも干し柿の羊羹などと同じように、上品な味わいです。

ただしあんがちょっと酸っぱいかな。実は柚子の皮入りなのです。柚子の量が多いみたい。個人的な好みを言えば、柚子なしで柿のみを強調したほうが個性が出たはず。
柚子は柚子で好きなんですけどね。

贈り主がネットと無縁なので言いたい放題。ながら、パクパクと6個も食うてしもた。
2007年09月13日 21:31 by るの | コメント(0) | 食べる

みょうがちらし

茗荷(みょうが)入りのちらし寿司です。

ちらし寿司

といってもインスタント。金沢浅田屋製『まぜごはんのもと』をいただいたものですから。
炊きたてご飯に混ぜるだけ。しかも我が家は玄米ご飯
おいしいですよ、玄米寿司だって。甘いから味なんていっしょ。と、おおらかなこと。
ただし色黒なのが残念。白いご飯で作るとほんのりピンクに染まって美しいのでしょうね。

普通のちらしと違っているのは、甘酢漬けの茗荷がたくさん入っていること。細かく刻んだものとふたつ割りの大きなものと。
ほかにも具沢山・・・人参、薄揚げ、蓮根、筍、かんぴょう、ちりめんなど。

私は茗荷、芹、生姜、紫蘇など、香りのきつい野菜が好きです。量のわりに高いからあまり買わないけど。

茗荷って、英語で何というんだろ。Myogaでいいのかな。
学名はZingiber miogaだとか。Zingiberはショウガ科の植物。Miogaとはなんだか日本的だけど、原産は熱帯アジア。

茗荷を多食すると物忘れをするという俗説は、海外の文献にも載っているそうです。でもなんの成分がどう作用するといった科学的根拠のようなものはさっぱり伝わっていません。
たぶん単なる俗説なのでしょう。
2007年08月28日 18:27 by るの | コメント(0) | 食べる

でかプリン

引っ越し作業もどうにか一段落しました。

なので作りました、どーんとデカプリン
ぷりん
プディング

耐熱ボールに直接砂糖60グラムと水大匙2杯を入れて電子レンジにかけ、焦げ始めたら水大匙1を足してカラメルソースを作り、ちょっと冷ましておきます。
別のボールで卵4個、ミルク440ml、砂糖45グラム、バニラを混ぜ、茶漉しでこして、カラメルの上から静かにそそぎます。
水を張った天板にのせ、170度のオーブンで約45分蒸し焼き。
表面が固くならないように、アルミホイルをかぶせるとよろしい。

いつもは3つに分けるんですけど、今回初めてまとめ焼き。
中心が半熟に近い仕上がりで、ひっくり返したら崩れるのは必至。お玉ですくって小皿に取り分けました。焼き過ぎるとまわりからスが入ってしまうので、このくらいがちょうどいいんです。
見た目はナンダカナア・・・だけど、とろけるような舌触りで、味はけっこういけました。ホントだよ。

プリン本体の甘さを控えめにしていますが、ほろ苦くて香り高いカラメルと絡めると気になりません。それでも総カロリーは1,000kcalくらい。うわーん。
2007年08月10日 12:28 by るの | コメント(0) | 食べる

ちりめん山椒

関西の知人が手作りのちりめん山椒を送ってきました。

昔はわらびの里のちりめん山椒が上品な味わいでお気に入りでした。あれ、けっこう高いでしょ。自分で作れば無骨だけど安上がりです。
作り方も簡単。ちりめんと山椒をしょうゆと酒でさっと煮て、ざるに上げて電子レンジで水分を飛ばすんだとか。

チリメンさんしょう

ご飯に混ぜて焼き海苔で巻いて食べるとおいしいです。
山椒が多めだからピリピリします。これも自作の醍醐味?
2007年06月21日 22:41 by るの | コメント(0) | 食べる

2度あることは

お昼にカレーの封を切ったら、ソースが飛んでTシャツにべちゃ。
着替えて食後のコーヒー飲もうとしたら、胸にバシャッとこぼしてもうた。ふぇーん、コーヒー飲んでから着替えればよかった。
よごれたまま自然乾燥させました。

さて、晩ごはん。今度はさんま蒲焼の汁がぴちゃ。着替えなくて正解だったね。
威張ってる場合か。粗忽さを反省しなさい。

むしろ反省すべきは、レトルトカレーにインスタントコーヒー、缶詰などの食生活でした。
今、忙しいからしかたないんです。明日中に片をつけて、あさってからはもっと優雅に・・・・・・たぶん。
2007年06月07日 20:56 by るの | コメント(0) | 食べる

ベーコン生

食物を煮炊きして食べることにはいろんなメリット、デメリットがあるのだけど、煎じ詰めればそれは好みの問題だと思うようになってきました。

ほとんどの食物は生で食べることができます。
生ジャガイモはまずそうだけど、ごく細い拍子木に切って水でさらしてサラダにすれば、しゃきしゃきした歯ざわりがけっこういけます。じゃがいものビタミンはわりと熱に強いから、そういうふうに流出させて食べる意義があるかどうかはともかく。

加熱による殺菌・減菌作用は重要です。
鮭や豚の生肉は寄生虫や病菌がいて危険だといわれました。今では生産管理体制が整っているから大丈夫です。
そもそも人間の体は思ったより頑健だから、あまり気にすることないのです。雀みたいにちっちゃい生き物でも、泥まみれのお菓子を平気で食ってるよ。
火を通して菌や虫が死ぬのはわかるけど(たまに死なないものも)、その死骸をいっしょに食べて安全・・・ってのは複雑な気分じゃありません?

『まろやかな口どけでそのまま食べられる』というフレコミの高価(?)ベーコンを入手したので、生のオニオンとサラダにしてみました。
ドレッシングはハーフマヨネーズとヨーグルトを混ぜたもの。

生ベーコン、ではありません。生ベーコンは苦手。あまりに塩辛くて、味がわからぬ。
思えばベーコンもハムも同じようなものだから、ハムだけ生で食べる習慣ってのも奇妙なのです。
それにしてもベーコンの脂身の多さにはたじろぎます。薄切りにしたら半分以上が真っ白。そのせいでとろける舌触りなんだー。うん、確かにハムよりもおいしい。

ベーコンサラダ

でもま、生のタマネギはたくさん入らないし、あとあとまで口に残るから、日常的に食べたいものではありませんね。
2007年05月24日 19:51 by るの | コメント(0) | 食べる

コチョコチョ胡蝶